EVT3D
製品概要

ブラウザで動く、イベントのための3Dデザインソフト。

EVT3Dは、ライブイベントのためにつくられたブラウザベースの3Dデザインソフトです。会場、ステージ、座席、LEDウォール、照明、トラスまでショーを実寸でレイアウトし、どの端末でも見て回れる非公開リンクをクライアントに送れます。

無料プランあり、クレジットカード不要。インストール不要です。

EVT3Dとは?

EVT3Dは、ライブイベント業界のためのデザインとレビューのワークスペースです。デザイナーは、実際に開催される会場の中で、イベントのコンセプトを3Dで組み立てます。使うのは、ステージ平台、客席ブロック、トラス、LEDパネル、幕、見切れといった制作の言葉をすでに理解しているビルダーと、実寸のイベント機材ライブラリです。

デザインは組み立てる端からリアルタイムに3Dでレンダリングされ、完成したデザインは後で解釈し直す必要のある絵ではありません。クライアントやチームメンバーは自分のブラウザでインタラクティブな3Dウォークスルーとして開き、制作チームは同じモデルから計測された仕様書を受け取ります。

動作環境
Webブラウザ(デスクトップへのインストール不要)
対象
ライブイベント:総会・基調講演、ガラ、コンサート、展示会
クライアントに必要なもの
リンクだけ(アカウントもインストールも不要)
保存
作業中にクラウドへ自動保存
開発者
Troy Halsey(『Freelancer's Guide to Corporate Event Design』著者、Focal Press、2010年)

つくる前に、アイデアを売り込む必要があるチームへ。

イベントデザイナー・クリエイティブディレクター

ワイドステージと張り出しステージを比べ、Lookを切り替え、資料の上で議論する代わりに、会場の中で実寸のまま決められます。

美術デザイナー

ホリゾント幕、パイプ&ドレープ、テンションファブリック、曲げパイプ、オリジナルの美術セットをパラメトリックなジオメトリで。グラフィックも実寸で、空間の中で確認できます。

制作会社

美術・映像・照明・営業の各チームがひとつのデザインを共有。チームライブラリと再利用できるAssembliesで、自社機材をどの提案にも反映できます。

映像・音響チーム

実在のLEDパネル製品を使ってパネル単位で組むLEDウォール、正確なアスペクト比のプロジェクションスクリーン、そこに送るライブのI-MAGカメラ映像。

テクニカルディレクター

収容人数、見切れ、クリアランスを実寸で確認。トラスとチェーンホイストを計画的に配置し、プリプロダクションにそのまま使える仕様書が手に入ります。

エージェンシー・クライアント窓口のチーム

スライドで説明する代わりに、非公開リンクを送りましょう。クライアントは会場を見回し、好きな席に座り、Lookを切り替えられます。アカウントもインストールも不要です。

何もない会場から、クライアントが見て回れるリンクまで。

  1. 会場から始める

    カタログからモデリング済みの会場を配置するか、縮尺付きのPDFや画像の平面図を下絵として読み込むか、会場の壁・天井・可動間仕切りを自分で描きます。

  2. ステージと美術をつくる

    階段やエッジ処理付きのステージ平台を組み、ホリゾント幕、幕、テンションファブリック、オリジナルの美術セットを加えます。

  3. スクリーンとLEDを加える

    実在のパネル製品からLEDウォールを組み(曲面や変形グリッドも可能)、映像やライブのI-MAG映像を映すスクリーンを配置します。

  4. 客席をつくる

    列、段差、通路、カーブ、宴会用の丸テーブルを指定して、数百脚の椅子を一度に並べます。どの椅子も自分の列と席番号を持っているので、座って見え方を確認できます。

  5. 照明とリギング

    直線トラスとサークルトラスをコーナーブロックとチェーンホイストで組み、実際のビームとリアルタイムの影を持つ灯体を吊り、幕や壁を色で染めます。

  6. 共有する

    クライアントやチームメンバーに、取り消し可能な非公開の閲覧リンクを送ります。相手はどのブラウザからでも会場を見回し、保存したカメラを切り替え、席に座り、Lookを切り替えられます。同じリンクはVRヘッドセットでも開けます。

EVT3Dでデザインできるもの。

以下の各グループは、目的別につくられたツールのセットです。機能ページでは、すべてのビルダー、ショップ、ツールを詳しく紹介しています。

会場デザイン

実在の会議室、ボールルーム、展示ホールのカタログから選ぶ、実際の平面図を縮尺どおりにトレースする、あるいは仕上げ済みの壁、ドア、ワンクリックの天井、可動間仕切りで会場をモデリングできます。

会場ツール →

ステージ・美術デザイン

パラメトリックなステージ平台、階段ユニット、SEGウォールとフレームウォール、ホリゾント幕、幕、テンションファブリック、曲げパイプ。ライブラリにない特注品はProp Shopでつくれます。

ステージツール →

客席・座席

ひとつのブロック設定からスクール形式、扇形、宴会形式の客席を生成。どの席からでもChair Viewで見え方を確認でき、視聴距離のヒートマップでスクリーンが本当に見える範囲がわかります。

座席ツール →

LEDウォール・スクリーン

変形や曲面のレイアウトにも対応した、パネル単位で正確なLEDウォール。一枚面のプロジェクションスクリーンやLCD。どちらにも映像コンテンツやライブのI-MAG映像を映せます。

映像ツール →

照明

リアルタイムの影を落とすスポット、ポイント、エリア、ディレクショナルライト。Light Shopで仕様を決めた灯体。幕、壁、ホリゾントへのアッパー/ダウンライトのウォッシュも再現します。

照明ツール →

リギング・トラス

直線トラスとサークルトラス、コーナーブロック、チェーンホイストを専用のリギングモードで配置。吊り物を目分量ではなく計画的に設計できます。

トラス・リギング →

制作機材ライブラリ

ステージ、座席、トラス、LED、美術、照明など、実寸のライブイベント機材を無料で閲覧できます。有料プランでは、自社のGLB、GLTF、OBJ、FBXモデルもアップロードできます。

ライブラリを見る →

インタラクティブなクライアント共有

Share Modeのリンクは、デザインを閲覧専用でブラウザに開きます。視点の回転、保存したカメラ、Chair View、Looks、キャプチャーに対応し、閲覧者にアカウントは不要です。どのリンクもVRヘッドセットのブラウザで開けます。

カメラ・ツアー →

仕様書・ドキュメント

すべてのプロジェクトに、ライブのデザインから自動で埋まる仕様書が付きます(平面図、製品リスト、映像面)。2D平面図のPDFはどのプランでも出力可能。GLB・FBXのシーン書き出しはProとEnterpriseでベータ提供中です。

計画・ドキュメント →
すべてのビルダーとツールを見る →

デザインを、会話の場へ。

インストール不要

スタジオはWebブラウザで動きます。基本のデザイン作業のために、デスクトップアプリをインストールしたり更新したりする必要はありません。

クライアントはリンクを開くだけ

確認する人にアカウント、プラグイン、3Dの知識は要りません。リンクを開けば、今いる場所でデザインが見られます。

プロジェクトはクラウドに

変更は作業中に自動保存されるので、ログインしたどのパソコンからでもプロジェクトを開けます。ファイルをメールでやり取りする必要はありません。

さまざまな端末で確認

閲覧リンクはパソコン、タブレット、スマートフォンのブラウザ、そしてVRヘッドセットのブラウザで開けます。デザイン作業そのものは、マウスのあるパソコンがいちばん快適です。

お使いのCADや3DソフトとEVT3Dの役割分担。

AutoCADやVectorworksなどのCADツールは、施工に欠かせない設計図面を作成します。SketchUpや3ds Maxなどの汎用3Dツールは、ほぼ何でもモデリングして視覚化できます。EVT3Dはそのどちらにも取って代わるものではありません。

EVT3Dが受け持つのはその間の工程、つまりアイデア、提案、クライアントの承認、プリプロダクションです。ここではスピードと共通のイメージが何より重要です。他のツールでつくったモデルはプロップとしてアップロードでき(有料プランでGLB、GLTF、OBJ、FBXに対応)、デザインはGLBまたはFBXのシーンとして書き出せます(ProとEnterpriseでベータ提供中)。

  • CADソフトではありません承認用や施工用の図面一式は作成しません。
  • 照明卓ではありません照明の意図を視覚化するもので、DMXはありません。
  • 汎用3Dモデラーではありません実寸のイベント機材と会場に特化しています。

いちばん早く理解する方法は、実際につくってみることです。

無料プランで始めて、必要になったらプランを比較するか、イベントについてチームにご相談ください。